最近目にしたSNS投稿にて
「一流選手は誰にも頼らない」
的な発言を読んだのですが
本当にそうであろうか
もちろん
競技選手やトレーナーをはじめとし
世の中にはたくさんの人が存在しますから
色々な考え方があって然りと思います
ただ
今月のアイアンマンマガジンにて
選手たちのインタビューを読んでいると
やはり
「選手が一流となっていく過程にて」
第三者の存在は
必要なのではないかと感じます
今回は
JBBF女子フィジーク
日本選手権大会2連覇を達成された
澤田めぐみ選手のインタビューを
参考に話をすすめさせて頂きますが
今回
澤田選手が
一番のポイントとして挙げられた中の
ひとつとして
「大会1ヶ月前に、自分では仕上がっていると思ってしまっていた」
「本野に指摘を受けるまでは、自分で仕上がりの甘さに気づいていなかったので危なかった」
といった内容のものが
コメントされておりましたが
やはり
こういった
「勝負を左右する大事な局面」
こそが
選手にとって
「トレーナーを着けているか着けていないか」
(敢えて「付ける」ではなく「着ける」で表現しています。誤字ではありませんので、予めご了承下さい(^-^ゞ)
の違いが出る
大きなポイントではないでしょうか
そして
私のところでは
「トレーナーの掛け持ち」
を禁止させて頂いているのですが
世間ではどうやら
「本野はクライアント様を独り占めしたいがために、『縛りルール』を設けている」
とか
「自分の技術に自信が無いから、選手の流出を恐れて『掛け持ち禁止』のルールを設定している」
などと思われているようですが
ハッキリ断言させて頂きますが
どちらも違います
過去に何度か触れさせて頂いているように
私が「掛け持ちを禁止」にしている理由は
「複数のトレーナーの意見や考え方、そしてもちろんトレーニング理論を同時期に採り入れようとすることは、選手にとってマイナスにこそなれプラスになることはない」
つまり
「選手にとって良くないですよ」
という理由と
「結果を出してあげられなかった時の全責任を私が引き受けるため」
という
「トレーナーとしてのポリシー」
ゆえの独自ルールです
そして
再度
澤田めぐみ選手のインタビューに
戻らせて頂きますが
「周りからの声に惑わされそうになった」
つまり
「周囲の方々から、『絞れてますね』と口々に言わ、『自分は絞れている』と勘違いしてしまった」
という発言がありましたが
もし
仮に
これが
「複数雇っているトレーナーの内の数名」
解りやすく言いますと
「本野以外のトレーナー全員」が
「○○さん、もう充分に仕上がってますから、これ以上追い込んだり、絞ったりすると、ピークアウトしてしまいますよ」と
助言してしまっていたとしたら
一体どうなってしまうのかは
簡単に推測できますよね
そういうことです
例えば
「澤田めぐみ選手の仕上がり具合は腸骨陵上部の皮膚感で測る」
「山野内里子選手の仕上がり具合は胸腰筋膜測部の皮膚感で測る」
などといった情報が
共有されていれば
話は別ですが
それでもやはり
トレーナーによって
その「勘どころ」には
誤差が発生してしまうでしょう
更には
私のところでは
トレーニングだけではなく
「食事や減量方法」も
「本野式タイプ別筋膜連鎖」に合わせて
全員がバラバラですので
もし複数のトレーナーを着けるとした場合は
それも理解をして頂かないことには
「筋肥大」の局面に於いても
「減量」の側面にても
選手にとっては
悲劇を生むだけであり
何のプラス効果も出せないでしょう
例えば
山野内里子選手は
「ハイプロテイン、ミディアムファット、ローカーボ」で
澤田めぐみ選手は
「ハイカーボ、ミディアムプロテイン、ローファット」
それも
山野内里子選手のカーボは
オートミールなどの
低GI値のものとなりますが
澤田めぐみ選手のカーボは
果糖やデキストリンなどの
比較的GI値が高いものとなります
阿部優花選手や
野沢知世選手などは
山野内里子選手と一緒
小田将也選手や
大関淳選手
永井嵩士選手
小原靖訓選手などは
澤田めぐみ選手と一緒になります
そして
清水恵理子選手及び
尾川みどり選手
坂本季生選手などは
上記2つのパターンからは
大きく離れ
手塚修選手や
潤井美和子選手などは
またそれらとは全く別の
摂食バランスや減量方法となります
つまり
こういった情報は
「一人のトレーナーが専属で看る」
からこそ成り立つものであり
もし
「ローカーボ」の
山野内里子選手に対して
私以外のトレーナーが
「山野内さん、ワークアウトドリンクには、デキストリン入れた方が良いですよ」
とアドバイスされたり
「ハイカーボ」の
澤田めぐみ選手に対して
「澤田さん、もうひと絞りするために、カーボの量を減らしましょう」
と助言してしまったとしたら
どうなるのでしょう?
そう
もう一度言います
そういうことです
なので
「思うような結果が出ない」
と嘆いているにもかかわらず
複数のトレーナーをはしごしている選手は
「結果が出ない理由はそこにあるんだよ」
ということに
気づいて下さいね
せっかくの
「持って生まれた素質と資質」を
「宝の持ち腐れ」にしてしまっては
勿体ないのですから
身体はもちろんのこと
メンタル面も含め
全てをトータルでパッケージングし
管理してくれるトレーナーを
一人だけ着けることを
私はおすすめします
もちろん
そのトレーナーが
人生経験が豊富で
色々な物の考え方をすることができ
千差万別なクライアント様を
それぞれ個別に理解することにも長け
「世に出回っている多くのトレーニング理論に精通している」
ということが
条件となってしまうことは
言うに及ばずですが
